それは、私の遠い子どもの頃のお話です。 ・・・まだ小学校 ピカピカの1年生として就学する前の身体検査のことです。 それで、その当日は、学校に「スリッパを持参して来て下さい。」というものでした。 さっそく母はそれに備えて、スリッパを買ってきてくれました。それは可愛い花柄の入った、  少し大き目でしたけど、私自身とても お気に入りのスリッパでした。 

そうなると身体検査のその日が待ち遠しく、ワクワクした気持ちでいたことを覚えています・・・。

 やがて、当日となり、私の順番が やって来ました。  先生が 「次は、チコちゃん!    どうぞ・・・」   『ハイッ!』と大きな返事をして、喜び勇んで 嬉しそうに 体重計に乗りました。 

 ところが、先生の顔が???変?ヘン? 先生はせっかく乗った私に、すぐ!「降りて!」と言った  のです。まだ計ってないのに?・・・ 『えっ何で?・・・』  先生は「スリッパ!」と再び言いました。 

 それで私はすぐに体重計から降りて・・・スリッパを体重計に載せました。 

するとあきれた顔した先生が言いました。

「スリッパを履(は)いたままで体重計に乗ってるから スリッパを脱いで下さい。と言ってんだよ!」 その言葉に、がっかりして、驚いて、ムカッとした私は、『じゃー引けば良いじゃん!』と言って   しまいました。

  スリッパを履いたままで計測したのだからスリッパの分を引き算すれば体重がわかると自分ながらに思い 咄嗟(とっさ)に言ったのです。  先生はビックリ仰天! まだ1年生では引き算を教えていないのに・・・

このことは先生の間で話題になったらしく、 その後 ほかの用件で校長室を訪問する機会があって校長先生にお会いした時、「君が、あの時 話題になったスリッパの子か!」 と目を細めて  

「先生たちがね、『あなたのことを、将来きっと大物になる』 と言っていたんだよ」と 話してくださいました。・・・

しかし予想とは・・・私は、この様な小物になっています・・・

親と子に関してこんな聖句があります。

 

賢い子は父を歓ばせ、愚鈍な者はその母をさげすんでいる。』(聖書 箴言15:20)

 

この話を聞いた両親は、私のことを子どもとしてどう思っていたんだろう?・・・喜びの種だったか、  はたまた悲嘆の種だったか・・・今どう思っているんだろう?

 

 

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治療革命 ! ついに実現、夢の無痛治療 !
 コメット歯科クリニック 副院長 金光 千寿子・○・o。o・。o○・○o。o・。o○・○o