患者様より戴きました。“自然そのままの景色”です・・・備前焼を感じさせるような重量感のある鉢の中に、ツリバナが主人公のように立っています。京都の苔寺の庭園を見ているような気分にもなります。ツリバナを囲むように錦糸南天、班入ヤブコウジ、赤縮緬、ホワイトドラゴンがそれぞれの個性を出しながら調和しています。そして、素晴らしい苔が敷き詰められているのです・・・しかも2種類。
ブドウのように実を下げているツリバナは説明によりますと、北海道・本州・四国・九州、朝鮮・中国に分布する落葉低木あるいは小高木。暖温帯の中部から上部にかけての落葉広葉樹林中に生育していて、低木といっても樹高は4mまで成長することもありますが、大体は2,3mくらいで抑えられます。谷川沿いに生えていることが多く、水を欲しがります。卵形の広葉樹らしい葉っぱと派手とはいえませんが、ぶら下がって咲く、趣のある花が私達の美意識を刺激します。秋には真っ赤な綺麗な実がなります。ツリバナは花よりも実に観賞価値のある植物と評判です。紅葉も美しいということです。
盆栽とは“似て非なるもの”(似ているが全く違う)ですね、盆栽は植物を長時間かけてイジメ、好みの形に作り上げていきますが、これは自然のままを再現しています。
山の中、奥深くに分け入って植物を採取されるそうです。危険も伴います。自分の心と自然の心を一体にして製作された迫力が伝わってきます。
カウンセリングルームのテーブルの上にあって癒しのオーラを放ってします。
「天と地を創造された神は、植物も人間の益のためにお与えになったのです」(聖書より)
※明日は休診日です。ブログはお休みします。
無痛インプラント/矯正/顎関節治療/コメット歯科クリニック
副院長 金光 千寿子