朝礼での話から・・・
繁昌に追われて「コーヒーを作り置きしておくようになっていたり」「器を温めないようになっていたり」「スタッフの笑顔がない」など・・・「美味しさの原点」を省略し、 やってはならない合理化(手抜き)が行われていたという、スターバックスの反省を勉強しましたが・・・
「手抜き」を、 大辞林で調べてみますと、“するべき手続きや手数を省くこと”、とあり ます。 もちろん、手抜きはしない方がいいに越した事はないのですが、どうしても手抜きをしなければいけないという状況も現実的にはあると思います。その時に、どうやって手を抜くかは、その人がその仕事に対してプロであるか、素人であるかが分かります。
素人が考える「手抜き」の方法で一番よく見るのが、全ての工程を そこそこの力で済ませてしまうことです。 つまり、力の出し惜しみ状態ですね、 これは、結果を中途半端なものにしてしまいます、こういう仕事は、最悪ですね。 ほとんどの場合、全体のクオリティが大きく下がってしまいます。 場合によっては、大きな被害や損害を招いたり、更に人命を脅かすことにもなりかねません。ところが、プロが、効率を考えての手抜きを選択した場合は、必要な結果を出すために何をし、そして何をやらないかを決めるのです。100の力を注ぐべき所に、130の力を注ぎ、やらないと 決めたところにはゼロか、またはそれに近いくらいの力しか注がない。 ですから、最終的にプロも素人も、注いだ力の総量は同じでも、仕事の仕上がりは、雲泥の差になって現れるということになります。「手抜き」にも、仕事のクオリティを大きく下げてしまうことをせずに、仕事の質をきちんと維持していけるものもあるのです。
素人が手抜きをしようとすると、何故?工程全体で手を抜いてしまう のでしょうか。その理由は、「仕事において、きちんとした結果を出した経験がない」 ということではないかと思います。 プロモデラーの人たちの行程作業を見ていると、彼らの頭の中には、完璧ともいえる完成型(シュミレーション)が描かれています。 常にその完成型を見据え、そこに向かって作業していきます。 “手を抜いていいところと、抜いてはいけないところが明確に分かるのですね” しかし、未熟だと完璧な完成型をイメージできない。 きちんとした結果を出したことがないから、どの工程を手抜きしたらどうなってしまうのかが、分からないのですよね。ですから、もし自分が未熟という自覚があるならば、手抜きしないで、徹底的に仕事に取り組んでみましょう。 どれだけ大変でも、完璧ともいえる完成型 を行ったり、或いは作ったりの経験を積み重ねることによって、やむをえず手を省かなければならない非常事態な状況を迎えたとしても、きちんとした結果が出せるのですね。
※本日 瑠南ちゃん、DR,安奈と共にコメットに初登場、出産祝いの品をスタッフから頂いて 、感激でした!
「何事にも、心を込め、思いを込め、魂を込めて、行っていきなさい。神は快く与える者を愛されるのです」(聖書より)
※明日は、休診日 ブログも(=´ω`)ノおやすみいたします。