間もなく5月で 気候も初夏を感じさせる日が時折の気持ちの良い風とともに感じさせてくれる日が多くなって来ましたね。実は、5月は、年の「強く、優しく、美しく 躍進!」のなかの“美しく”にかなりこだわって進めてまいります。
5月のコメットのテーマは、 「温かさの中にも 凛として咲く花の様な 品格をもつ コメットファミリー 」 なのです。 かなり長いでしょう・・・(笑)
スタッフの誰かに抜き打ちで尋ねてみましょう。(笑) と言うのは・・・最近 感じている事があるのです。それは、スタッフの中の幾人かに、ブログの拾い読み習慣がしっかり身についてしまっているようなのです。こんなに一生懸命 心を込めてメッセージを送っているブログなのに、注意深く読んでいただいていないとは、悲しい限りであります。そう思うのは、毎週提出のマンデーにブログに関する言及すら全くない人も・・・・こうした兆候は、仕事に対する責任感やモチベーションも低くなっていく傾向にあるようです。なので私としては、非常に関心のアンテナを張っている分野なのです。
ところで5月のコメットのテーマ 「温かさの中にも 凛として咲く花の様な 品格をもつ コメットファミリー 」 医療機関なのに、何故?と思われる方もあるのではないでしょうか。実はこれは、とても大切なことなのです。最近の実例でお話しいたしましょう。
抜歯そのものは、保険が効きます。しかし抜歯目的がインプラント埋入目的ならば、それは保険適用外となるのです。ですからコメット歯科では、インプラント予定部位の抜歯は、自費扱いにしているのです。
先日のこと インプラント治療の相談にコメット歯科に来られた患者様からこう言われました。彼は、1年前から某大学を含め、沢山の医院にインプラント治療の相談をしてこられています。当院でCTスキャンを撮影後、一通りのご説明をさせていただきました。そして、後日、ご来院の時、コメット歯科でインプラント治療をなさるのかどうかをうかがいました。・・そしてこんなご質問が・・・
(まず先回のコメットの治療日からすでに大学病院と他院へセカンドオピニオンに行かれたことを長々お話しされました。そしておもむろに・・)
患者様 「なんでインプラントに関することは、保険が効かないのでしょうね。例えば、抜歯をしてからインプラントに決めた・・みたいな感じで保険を使ってその後 インプラントにしたならば・・・コメットさんでは、患者の便宜を図ってやってくれんのかね」
副院長 「便宜をお図りしたいのは、やまやまでございます。そうできるならば・・・しかし出来ないと分かっていながらの便宜のお願いとは、いかがなものでございましょうか! そうした方法で厚労省を共謀してだますという事のお誘いですか?もしその違法行為が、発覚したならどうなります?コメットは、保険医療機関の取り消しを受けても文句は言えません。ならば、あなた以外の大勢の善良な患者様に保険治療をして差し上げられなくなるのです。そんなこと このコメットが引き受けるとでもお思いですか?
私を甘く見てもらっちゃ困りますね。そしてこうした誘いに簡単に乗るならば、私は、厚労省をだましたように患者様である貴方様をもやがて騙すことになるでしょう。
安くしたい、高い保険料を毎月払っている ○○様がおっしゃる気持ちもお察しいたします。そのせいか、最近 そんな患者様をも平気で騙す無責任な歯科医院が増えました。そうしたところは、メンテナンス10年保障などとうたい、当の被害に合った患者様は、『保障だなんてとんでもない、もう2度とあのインチキ先生の顔すら見たくない。2度と行きたくない歯医者ですわ』と怒りを込めながら、やったもん勝ち、やられたもん負けの泥試合ですよ。ですから そうした違法行為のご要求を快く受け入れる医療機関がご希望ならば、そちらをお探しください。何処がそういうことをやっているか知ってはいますけれど私から推薦できるような内容ではありませんからね。
今回の○○様のご依頼は、ブランド品を作っている会社にコピー商品を持ち込んでこれと同じような品物を作って欲しいという仕事を持ち込んだくらい、おかしくピントが外れているご要求でございますわ。なので・・折角のご依頼ではございますが、申し訳ございませんが、一切お引き受けできません」
とニコっと余裕の笑顔でお答えしたのであります。
患者様「そうですか・・・良く知らないからそうしたことをチョッと言ってみただけで・・そうして欲しいと頼んだわけではないですよ。副院長先生、そんなはっきり物をおっしゃる方だとは知りませんでしたし・・・気分悪くしないで下さいよ」
副院長「私は、怒ってはいませんが、ご要求が、無理な事は無理であり、結局は○○様の為にもならないので、はっきりお断りしているのです。そこでご自分の益にならないことをご希望されることが残念なのです。」
患者様「先生の温かさの中にも 凛とした態度を貫かれる姿勢に感動いたしました。今日、治療の契約をさせて下さい。コメットさんじゃなければ僕みたいなひどくなっちゃった口の状態、安心して任せられないですわ。決心が着きました。先生ありがとうございます。煙草も止めてイイ子で頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします」
気持ちの良い、爽やかな笑顔でおっしゃいました。
副院長「お任せ下さい。叱咤激励させて頂きます。○○様、また無理難題が頭に横切られましたら、そこのところで副院長をお呼び下さいませ。」(笑)
患者様「了解です。」(笑)
また一つ患者様との“絆”のような人間関係が生まれ、ファミリーとして癒しの輪が広がったのです。嬉しい限りです。
※頂きものをしました。ありがとうございました。
「自分にして欲しいと思うことを 同じように他の人にもしなければなりません」(聖書より)
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