第17回人生大学公開講座より・・・その1
スタッフからのマンデーノートに人生大学についての様々な感想をいただきましたが共通して「面白かった」「時間があっと言う間に過ぎてしまった。」「色々な気付きがあって刺激的だった」など・・・・いずれにせよ皆で楽しく学べて本当に良かったです。それも実りある物の一つですね。ところで何人かのスタッフから「書くのに一生懸命で・・・・なのでブログに情報を出して欲しいというご要望を頂きましたので、リクエストが多かったところをチョッと抜粋して3日にわたり説明も加えながら掲載したいと思います。
様々な人間関係を考えることは、様々な生き物が生息する海の中を泳ぐのに似ていますね。今日は講座の中で話しました様々な「もし、上司がこんなだったら・・・の対応法」をご紹介させていただきます。
1、「数字がすべて」型・・・こうした傾向の人は、完全主義タイプの人が多いのです。なので部下が何をやっているのか気になって仕方ないのです。そこでホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)をこまめにするのが効果的。このように部下に頼られることでご機嫌になることが多いのです。またとにかく相談する姿勢は、相手に対する敬意の表現となります。さらに上司に安心感を与えるので信頼を得るチャンスとなります。
2、「よきに計らえ」型・・・これって女性からチョッと嫌われる傾向があります。何故って女性の場合、もし結果が悪かったら・・と 不安になってしまう人が多いからです。ですがこうなったら思考錯誤することによって自分が成長出来るのですから、上司の期待を大きく上回り、認めてもらうチャンス と割り切ること。 気持の切り替えが必要です。
3、「突き放し」型・・・ボス的でなんかいかにもカッコいいと本人は思い込む傾向もあります。また怒鳴ったりして「こんな事自分で考えろよ!」と本当は、上司も絶対正解の答えが分からず考えられないくせに人に押し付けようとする場合もあります。こんな時は、「はい!わかりました。」 と答えた上で・・・チョッと時間をおいて・・・「こうした方が良いですか? こういう案はどうでしょうか?」とどんどん質問することによって巻き込んでいくことが出来ます。結果協働させ共同責任を取っていただくのです。
4、「事無かれ主義」型・・・これは、ヤル気のある部下だったら最悪!と思えるほど苦痛、ジレンマ、どうせ何やったって却下!なんだから・・・と腐ってしまいやすい。ですが策はあります。まず長期戦で行くことを腹に決める事。こうして腰をしっかり据えてジリジリ詰め寄り、回数を重ねる積み重ねの術です。そして例えば良い提案にも 「前例がない」と否定されたら・・・、「そうですね。では部長のお力でどこまでなら実現可能でしょうか?」とか「どこをどう直せばいいか、教えていただけませんか?」などと相手を待ち上げつつ、根気よく提案を繰り返してみよう。それによって脳のイメージは、小さな成功体験にも似たイメージトレーニングを重ねて枠を広げて出来るようになっていくのです。
「言葉によって人は、調べられるのです。高く評価されることも軽蔑されることも」(聖書より)