3月のコメット歯科のテーマは、「成長」です。そうするには、常に「訓練」・「障害」を乗り越える努力が付きものです。そんなことから北川マネジャーの努力を思い出したのです。
コメットの中では院長、私、局長、北川マネジャー、技工士のH君の5人がテニスを趣味としています。 ドクターアンナは子ども(建人くん)が小さいのでまだちょっと時間の余裕がありません。 技工士のH君はスポーツクラブでコーチもしていました。高校で活躍していましたので基礎がしっかり出来ていますからフォームが美しい・・・こんな、指導をしてくれる素晴らしい人がいますから、やる気のある人はラッキーですよ!
テニスは仕事で疲れた頭や筋肉の疲れをほぐす為の運動として・・・“仕事”と“”遊び“のメリハリで気分転換するのが目的です。
ゲームの駆け引きは面白いですが勝負にこだわり過ぎることはありません。
負けたゲームを省みて、・・・学習能力で工夫や改善、興味は尽きません。 しかし何と言ってもテニスの1番の目的は“運動のある生活をする” この一語に尽きると言えます。
北川マネジャーは(大きい声では言えませんが)75才の高齢者です・・・しかし、お年寄りっぽい動作は全くないと言っていいでしょう・・・腕前は中の中・・・信じられない脅威ですよ。
先日のこと、その日の北川マネジャーのプレーはいつに無く安定していました。反応も良いし、ラケットのスポットで球をとらえる確率が高く、ボールに威力がある・・・難しい球も返球してくる。終わってから「北さん今日は調子良いね! 安定していたね!」と言いましたら「実は昨日、“いつもの場所”で特訓して来た。やっぱり練習したから違う!」 この“いつもの場所”というのは実は誰も知らない自分だけの練習場なのです。北川さんから聞くところによると、そこは東海北陸自動車道のどこかのガード下らしい・・・壁打ちに適した所のようです。
壁打ちというのは・・・壁は正直ですから変な球を出すと変な球が返ってきます。ノンミスで50回続ける練習とかコントロール力をつけるとか、ボールの微妙な変化についていくのに本当に良い練習になります。 誰も見ていない所で、人知れず行う努力・・・“努力は人を裏切らない”を見せてくれました。今アナウンサーでダントツの人気者の安住さんはアナウンサーになりたての頃、独り住まいの部屋にテレビを5台も置いて、全て違うチャンネルにして同時に見て、聞いて勉強したそうです。1人前になるための努力はさすがですね・・・幸せは、何もしないで降って来ない。 良い結果を出している人は、必ず陰で努力をしているに違いありません。誰でも、幸せの前に血の滲むような努力があるのですね。
※ 建クンも公園でパパとママの間を頑張ってハイハイから立ち上がって歩けるようになりました。
「すぐに休み、愚痴だけ言っている怠惰な者は、必死で欲しがるけれど何も得ることが出来ない。」(聖書より)