ゴールデンウイークですね、いつのまにか公園の樹木がすっかり若葉になっています。久し振りにゆっくり流れる時間をすごしながら、今から20年以上前の今頃の出来事を回想しました。それは聖書のボランティア活動に携わって家から家へと戸別訪問している時でした。
空家かと思うほど玄関の取っ手さえホコリが溜まっていたお宅の前にいました。 しかし、電気のメーターが早く回っていたのでどなたか住んでおられる様子。ノックしてみると見るからに病気で痩せ細ったご婦人が、まだ40才代なのに青白いお顔で出てきてくださいました。それをきっかけに、彼女は癌宣告を受け余命1年、延びて3年かもと言われていたことを打ち明けて下さいました。彼女は身寄りが無かったけれど努力を重ねて、一流企業の第二秘書として活躍するまでになったほどの、聡明な人でした。懸命に人生を戦ってきたけれど、無理がこうじたのか、挙句の果てがこんな有様じゃ、何をやってきたのかわからない。「辛くて情けない。」と何度もおっしゃいました。抗がん剤で髪の毛は抜け落ち、グルメ嗜好だつた彼女は何を食べても、もどす苦しさと、食欲が無くて、死を待つような生き方が情けなく悲しいと、さめざめと泣いて、今では「パンと牛乳しか食べられないわ?」とこんな話をして下さいました。「そんな私に聖書は元気をくれるの?」
その時私は話したい事が心にいっぱい溢れていましたが、どうお話ししたら良いか?・・・・目を小さな庭に向けると、折からの小雨に濡れながら細いけど美しいバラが一輪咲いていました。荒れた庭に似つかわしくない程のさわやな輝きを発しているピンクのバラ。
私はそれを見るように促しながら、見てください!「綺麗なバラですね!でもある人はそれを見て綺麗なバラには棘があると言いますね! しかし聖書ではもっと積極的ですよ!そのバラと棘をどう言うと思います?」と質問しました。さて彼女はどう答えたでしょうか?・・・・・
あなたならなんとお答えになりますか?・・・・・(続きは又明日)
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治療革命 !! ついに実現、夢の無痛治療 !! コメット歯科クリニック 副院長 金光 千寿子
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