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玉とは、その企業にとってなくてはならない優秀な人材のことです。
土光敏夫氏/ 石川島播磨重工業、東芝の社長、経団連会長を歴任し、
中曽根内閣の時、行政改革の鬼と異名を取った人・・・
”少数精鋭”について以下のように述べています。
「少数精鋭という言葉には二つの意味がある。
一つは”精鋭を少数使う”ということである。
そしてもう一つは”少数にすれば皆が精鋭になりうる”ということである。
私は後者の意味を重視したい。
前者だと、すでに出来上がった他社の精鋭を自分の人材として集める
ということで、虫がよすぎるというものだ。
後者では 今、すでに自分の手元にいる色々な人材の中で玉はますます磨きをかけ、
石はトレーニングによって、玉に変えていこうということで
全員の能力を底上げすることを意図している。」
”少数で多くの業務をする”となると、ブラック企業を連想してしまいますが、
明確な違いがあります。ブラック企業の定義は様々ですが、
行政の定義によると”労働者を使い捨てにする企業”のことを言います。
そうではなく、生かす・育てることこそ重要なのです。
つまり、持ち駒を育てる(トレーニングする)ことです。
玉とは、その企業の繁栄に貢献・活躍することが出来ている人材。
(現状に満足することなく、さらなる成長を目指す)
石とは、まだその企業に貢献・活躍するに至っていない人材。
(経営方針をよく理解し、同じ方向を向いて実力を向上に努力する)
「狭い門を通って入りなさい。常に精力的に努力する人でありなさい」(聖書より)
※明日は、休診日 ブログもお休みいたします。
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