エジソンには300人の弟子(研究生)がいたそうです。その中に岡部芳郎というただ一人の日本人がいました。昨日のテレビ番組で偶然見かけたお話を紹介させて頂きます。
岡部芳郎さんはエジソンを襲った暴漢を得意の柔道で投げ飛ばし、危険から守りました。
ある時エジソンは岡部芳郎を試す意味でテーブルの上に貴金属、現金を置いておきました・・・エジソンは彼について「自分の子供たちはしょっちゅう自分の周りから金品を勝手に持ち出していくが、この日本の青年はテーブルの上にお金が置いてあっても、手をつけることなど全くない」とコメントしています。
後に、岡部芳郎には日本人の武士道精神が存在していることをエジソンは知りました。新渡戸稲造の「武士道」という本がエジソンの書棚にあるそうです。
こんな素敵な話が今でもわが国であまり知られていないのは残念なのですが、それには理由があります・・・岡部芳郎は帰国後、20年間(エジソンが亡くなるまでの間)エジソンの弟子であったことを吹聴することをしませんでした。そのために、結果的にあまり知られることになりませんでした。
この番組の中で1番感動的だったのが、岡部芳郎がエジソンの弟子であったことを知った一部の記者が、彼にインタビューをした際、エジソンが彼に教えてくれた教訓を紹介しました
「欲を出してもろくなことはない、誠実で謙虚であれ」という言葉でした。
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※患者様から頂きものをいたしました。ありがとうございます。

「貪欲は崩壊に先立ちます。今あるもので満足しなさい」(聖書より)



無痛インプラント矯正顎関節治療コメット歯科クリニック
副院長 金光 千寿子