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朗報!顎関節症を治すための 咬合誘導装置「ニューロマスキュラー スポーツ マウスガード」で治療とスポーツのパフォーマンスの向上


「顎関節症は、一生治らない」とか「放っておけばよい。治す必要がない」

と言った悲しいほどに誤った主張をしている歯医者がいます。

又マウスガードにはパフォーマンスの改善に効果がないとか、有意差がないという論文も見受けられます。


しかし・・・騙されては、なりません! 諦める必要もないのです!
これらの結論の共通点は、最も大切な条件が満たされていない欠陥治療であったという事なのです。

そしてその治療法では、顎関節治療は、出来ないということの主張に過ぎないのです

 

普通のマウスガードとの最大の違いは、下顎を「最適な位置」に導けること!
治療の成功(パフォーマンスの向上)に一番 大切な条件とは、「その患者様(スポーツ選手)にとっての
「最適な」下顎のポジションを見つける」という条件なのです。
考えてみれば、上顎は頭蓋骨の一部ですから動きませんね。(意外とこの事実を知らない人が多いのです。)
噛む時に動くのは、下顎だけ! 顎関節を軸のようにして筋肉を上手に使い回転運動をしているのです。
ですから「最適な」下顎のポジションで作成されていないマウスガードなら、治療はおろか、スポーツでもパフォーマンスも下がり力も出なくなっても不思議ではありません。
ニューロマスキュラー(筋肉と神経の関係)検査をしない普通のマウスガードとの最大の違いは、
下顎のその人個人にとっての「最適な」位置を見つけ出し、その人がマウスガードを装着することによって
自然と「最適な」ポジションに下顎を固定出来るということが、ポイントなのです。
こうした事を考慮して「ニューロマスキュラー スポーツマウスガード」は、通常、上顎ではなくて下顎に装着するように作成するのです。コンタクトスポーツは、上顎に装着
下顎と言うのは、頭蓋骨に、靭帯と筋肉でぶら下がっているものなので、6次元的に動きます。
まず、上下、前後、左右、さらに、飛行機の用語になるのですが、
ピッチ(飛行機の尖端が下か上に向かう状態)、
ヨウ(飛行機の尖端が左右に振る状態)
ロール(飛行機の羽が左右に傾く状態)です。
個人個人に筋肉、神経的に一番安定した、生理的な下顎の位置というのが存在します。
低周波治療器を45分ほど使い、三叉神経と顔面神経に刺激を与えて、
咀嚼筋群に不随意の等長性の運動を起こさせます。
これは、リラクゼーションさせて本来のリラックスポジション言い換えると 
「体に優しい自然な噛み位置」を見つけることのできる 気持ちのい〜い検査なのです。
その患者様(スポーツ選手)の下顎の運動をK7(外科矯正治療に際してはその使用が必須とされています。)
というコンピューターでモニタリングしながら、個々の「最適な」下顎の位置を見つけ、
その位置で「ニューロマスキュラー スポーツマウスガード」を作ると言うのが、
ニューロ(神経)マスキュラー(筋肉)コンセプトです。
コンピューターK7の使用は、厚労省が定めた顎運動関連検査の際の算定条件にも入っています。

※検査している写真

そもそも11年以上前からコメット歯科では、院長を始めとしてニューロマスキュラー治療に本格的に取り組んで参りました。特にDr.安奈は、ニューロマスキュラー治療と言われる、咬み合わせ治療を専門にしており、今では、国際顎頭蓋機能学会の国際認定医であり 日本で希少価値な存在となっております。
では、明日は、この続きを書きます。
コメット歯科のモットー
「自分にして欲しいと思う事を 同じように他の人にもしなければなりません」(聖書)