JUGEMテーマ:幸せなお金と時間の使い方
本当に1粒の種から 沢山の素晴らしい愛が育った 東日本大震災の愛の物語です。
東日本大震災の大津波で、流された住宅に戻った菊池妙さんと奇跡的にひょろひょろと芽を出した
3本の稲と出会ったところから始まって、それから育て433粒の籾を 妙さんの同級生であった
臼澤 康弘さんが育て 多くのボランティアと支援者に支えられ育てられて・・・
まずは、「復興米」として売り出していこうというアイデアが出て
先の見えない辛く暗い避難生活に一筋の光が差したように人々に笑顔が溢れてきたのです。
感動と共に勇気がでて、これを大きく育てよう、たくさん育てよう
と考えました。 やがて広い田んぼで育て収穫するまでになりました。
「大槌復興米」として全国に向けて販売しようとしましたが、そのためには稲の
DNA鑑定が必要不可欠なのです。・・・
しかし・・・その「費用が無く現地では、困っているんです」
と高校の同窓会に出席した時 恩師の市川先生からの最近の近況報告(ボランティア)
という話の中で情報を得ました。
ふと 先生が 「誰か助けてくれる人でも現れてくれると良いんだがね〜」
困ったと聞いたら黙っていられない私、二つ返事で手を挙げて 「ハイ!私がその費用 寄付します!」
(やっぱり 先生にお会いすると学生時代に戻っちゃうんですね。苦笑)

※当時の記録は2014年5月12日のブログにあります。
鑑定の結果 その流れ着いたお米は、「ひとめぼれ」でした。
やがて準備が整って販売がスタートしましたが・・・今度は思うようには売れません・・・
それではと、コメットでも応援することになり、
「在庫を全部送って下さい。」 と現地に電話しました。
それからと言うもの コメットとお付合いをお願いする企業とは「力を合わせ、共に発展しましょう」
という”パートナー意識”を共有してお声がけして 助けて頂きました。
勿論 コメットのスタッフたちも協力を惜しみなくしてくれました。
モリタ・・・40個 (総合歯科医療商社)
鴻池組・・・30個 (ニュ―コメットビル建設・ゼネコン)
富士屋精肉店・・・15個 (岐阜の老舗として有名)
メディカル・サカイ・・・12個 (医療ガス・検査用ガス・特殊ガスの供給)
レクサス長良・・・10個
三菱自動車販売岐阜北店・・・チラシを張って販売協力
岐阜新聞にも掲載して頂き後押しをしていただきました。
患者様や業者さん周囲の皆様 患者様たちが
題して「コメット 米・コメ大作戦」にご協力下さいました。

※ 450個完売後 被災地の皆様から今回の支援についての感謝のお手紙も頂きました。
素晴らしいコメットグループです。おかげさまで450個を完売することが出来ました。
被災地で頑張る皆さんに喜んで頂くことが出来たのは言うまでもありません。

この度、「大槌復興米」からお酒が誕生したという新しい知らせが届きました。
お酒にするための費用に今回 「恩師に預けておいた私の寄付金」がお役に立ったそうです。
そのことを 一昨日届いた この妙さんの米の話を教えてくれた恩師からの手紙で知りました。
とっても嬉しかったです。ウルウルでした。
本当に 良かったです。

名前は「たえの酒」 大津波に”たえて、たえて生き残った稲”
そして最初の米の一粒を拾ったのも「菊池 妙」さん
ネーミングもピッタリですね。
近々、送って下さるという事です。楽しみに待っています。
「一粒の小麦が立派な地に落ちると それは実を結び30倍 100倍 1000倍へと成長するのです」(聖書より)